なぜお猿のお尻はあんなに赤い?

猿の尻の赤いのは肌の色ではありません。あれは肌の下の血液がすけて見えているのです。

 

猿の肌はピンクがかっと肌色ですが、お尻のしりだこには色素かおりません。そのため、肌の下の血液がすけて見えて、赤く見えるのです。発情期になると、いっそう赤くなります。

 

もっとも、これは日本猿の話で、世界の何千という種類の猿の中には、お尻が赤くない猿もたくさんいます。