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流氷と氷山とはどう違うのか

一九コー年四月一四日夜、ニューファウンドランド沖を航海中の豪華客船クイクニック号は巨大な氷山と衝突し史ヒ最大の海難事故を引き起こしました。

北極海の氷山は、ときとして大西洋を南下し、航行中の船舶にとって危険な存在になります。

 

一方、根室の「流氷まつり」で知られる流水。これも船の航行を妨げるやっかいものですが、海をうすめつくした流水原はどこまでも歩いて渡っていけそうで、なんとなくロマンを感じさせます。

 

この氷山と流氷は、たんに大きさ示達うだけではありません。まったく別の種類のものなのです。

 

氷山は、海に浮かんでいても、海水が凍ったものではありません。陸地の氷河が海に押し出され、流れ出しかものです。

河の永の原料は雪ですから、氷山の氷は溶かしたら真水になります。南極の氷山をアラブの乾燥地帯まで引っ張ってきて、水資源として使おうという話かおりますが、これも氷山の氷が不純物を含まない純粋な氷だから考えられる計画なのです。

 

一方、流水は海水が直接凍ったものです。だから流氷の氷は塩分をたくさん含んでいます。

北極の氷はほとんどがこの海水が直接凍ったものです。

 

 

ちなみに、前記のタイタニック号が衝突した氷山は、カナダ北極圏のエルズメア島の氷

河から流れ出したものといわれています。

 

氷山は、海上に出ている部分の数倍の体積を海中にかくしていますから、当時最大の客船タイタニック号といえども、ひとたまりもなかったのでしょう。